2012年1月6日金曜日

「坊主」風激辛ラーメンのレシピ 序章

「専業主夫」の私は、一日三回食事を作っている。外食したり、外で買ってきたお弁当を食べたりということはめったにない。さらに言うと御飯は保温しないでそのつど炊き、前回の食事の残りをそのまま(つまり二食続けて同じメニューを)食べるということもしない。
そのため料理をしたり片づけをしたりで、一日合計3時間以上は台所に立っていることになる。が、まあこれも趣味だからね。というわけで、今回はレシピの紹介。

 勤め人をしていた頃、ひところはほとんど毎日のように通っていたラーメン屋がある。JR水戸駅の北口から歩いて四、五分のところにある「つけ麺 坊主」だ。
「激辛」が売りで、辛い物好きの私は完全にこの店にハマった。唐辛子で地獄のように赤いスープと、激辛のマーボー、そしてそれだけで食べてもうまい中太のストレート麺。味と体裁は東京の「蒙古タンメン中本」のそれにかなり近い(「坊主」の主人は気を悪くするだろうけど)。しかし、「中本」よりうまいと言う声もある。

さて仕事を辞めて、水戸にも行かなくなり、「坊主」のラーメンともすっかり御無沙汰になってしまった。
でもやっぱり食べたい。そこであの味を何とか自宅で再現しようと苦難の道が始まったのだった。今から数ヶ月前のことである。と言っても、スープは、ネットで見かけたタモリさんのレシピにならって粉末や顆粒のだしで作ることにした。つまり「ナンチャッテ」スープ。
結果、何とか満足のいくものが出来るようになり毎日お昼に飽きずに食べている。

しかし、正直に言うと、月に一回くらい水戸に出た折に、「坊主」に寄るのだが、やっぱり本家本元の味は段違い(まあこっちは「ナンチャッテ」なんだから当然だけど)。そのたびに私の味との落差に打ちひしがれつつ、「もうちょっとあそこの味をこうしよう」などと反省しながら帰ってくるのであった。

というわけで、長くなってしまったので、以下レシピは次回ということに。

0 件のコメント:

コメントを投稿