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2015年8月31日月曜日

だし汁茶漬けの世界


■だし汁茶漬けが美味しい

とくにお茶漬けが好きというわけではない。
でもどういうわけか、ときどき無性に食べたくなる時がある。あなたもそうじゃないですか。
それで、スーパーでたまに永谷園のお茶漬けが安売りされているのを見かけると、つい買い込んでしまうのだ。でも、それがなかなか減らない。そんなにひんぱんに食べたくなるわけでもないからだ。

やっぱり美味しいのはインスタントのお茶漬けだ。本式のお茶漬けを作ってみたこともある。ご飯に梅干しとか塩鮭をほぐしたのをのせて、その上から熱いお茶をかけた。けれども、さっぱり美味しいと思わない。全体としての味が薄くて物足りない感じ。
ただし、お店で食べるお茶漬は美味しい。ひつまぶしの最後のお茶漬けとか、天ぷら屋さんで食べた天ぷら茶漬けとか、飲み会のしめに出てくるお茶漬けなんかだ。あんなお茶漬けなら自分で作って食べたいなあと思っていた。

思い立ってちょっと調べてみたら、そういう外で食べていたお茶漬けは、ジャンル的には「だし汁茶漬け」というらしい。お茶漬けとは呼んでいるけれど、お茶ではなく、だし汁をご飯にかけたものなのだ。そういうことか。
さっそく自分でいろいろ試してみたら、ちゃんと美味しいお茶漬けができたのだった。ネットで紹介されているレシピでは、たいていしょう油が加えられているけれども、私は入れない。だしと塩のみのシンプルなもの。これが、永谷園よりも美味しい。シンプルな方が、薬味やトッピングの美味しさが引き立ち、奥深い味の世界が広がるのだ。

□お茶漬けのだし汁のレシピ
2杯分)
〔材料〕
  ・水 150cc
  ・本だし 小さじ1/2
  ・塩 ひとつまみ(2グラム)
〔作り方〕
水に本だしと塩を加えて、煮立たせれば出来上がり。

このだし汁を、大きめの茶わんに盛ったご飯にかければよい。

■お茶漬けの薬味とトッピング

ここで楽しいのが、これに添える薬味やトッピングの工夫。
あまりおおげさな具はいらない。ちょっとしたものでよい、というかかえってその方がよいのだ。たとえば、私の好きなのは次のようなもの。

□だし汁茶漬けが美味しくなる薬味&トッピング10種
・山葵…チューブが手軽。溶けやすくてgood
・生姜…これもチューブでOK
・胡麻…見た目的には白胡麻か
・刻みネギ…ほんのちょっとで十分刺激的
・鰹ぶし…安い粉っぽいものの方がかえってよい
・梅干し…これはやっぱり高いものが美味しい
・海苔…揉んで散らす。どうせ溶けるので刻む必要なし
・天かす…油分でコクがでる。イカ風味の「天華」がオススメ
・塩昆布…深いうま味が広がる
・干し海老…安いオキアミでもご馳走になる

この他に、まだ試していないが、いずれ食べてみたいと思っているのが、次のようなもの。いかにも美味しそうでしょ。
・三つ葉
・しらす
・じゃこ
・とろろ昆布
・焼きたらこ

■不味い(または不味そうな)お茶漬け

試してみたけれど美味しくなかったものもある。
北大路魯山人が「意想外に美味いもの」と書いていることで有名なのが納豆のお茶漬け。大先生はそうおっしゃるが、これはやっぱり美味しくなかった。納豆はそのまま食べるにかぎる。

また贅沢なお茶漬けと言えば、お刺身の茶漬け。鯛とかまぐろとか。これも美味しくなさそう。
その他、漬物、佃煮、塩から、明太子などもあんまり私の食欲をそそらない。こういうものは、せっかくの本来の美味しさが、だし汁やお茶で、洗い流されてしまうのがいやなのだ。やっぱり温かいご飯にのせてそのまま食べたい。

それからよく紹介されているのが焼きおにぎりのお茶漬け。お店でもときどき見かける。
これも試しに作ってみた。
焼きおにぎりは、すごく手間がかかる。握ったご飯を、フライパンやオーブントースターでひっくり返しながら焼く。最後にしょう油をつけてちょっと焦がす。これをお茶碗に置いて、だし汁をかけて出来上がり。見た目はとても気が利いていて、ちょっと豪華な感じもある。これをほぐしながら食べるわけだ(せっかくまとめたのにね)。 
食べてみると、たしかに香ばしさはあるが、それほどの味でもない。とてもかかった手間には見合わない。やっぱり、焼きおにぎりは、アツアツをそのまま食べるにかぎると思った。
そしてお茶漬は、シンプルにかぎる。


2015年8月29日土曜日

バインミーが食べたくて (レシピ付)


■バインミーが食べたい

この夏、ベトナムのホーチミンを訪れた。
ホーチミンは活気にあふれていて、しかもどこまでものんびりとしている。ちょうど昔の日本を思わせるところがあって、何だか懐かしい気持ちになった。
美味しいものもいろいろ食べた。中でも、本場のバインミーを食べることができたのはうれしかった。

バインミーとは、ベトナム名物のサンドイッチのこと。長さ20センチほどのベトナム風のフランスパンに切り込みを入れ、肉や野菜をたっぷりとはさんだものだ。路上の屋台や食堂やカフェなど、それこそ街中どこでも売られている。ちゃんとした料理というより、いわゆるファストフード、B級グルメであり、ベトナムの人たちが昔から日常的に食べているソウルフードとも言えるものだ。

もともとサンドイッチ好きで、フランスパン好きの私としては、前々からこれが気になっていたのだ。
旅行の間に、二つのお店の計7種類のバインミーを食べることができた。そしてそのどれもがじつに美味しかった。
日本に帰ってきてから、あのバインミーをまた食べたいと思った。何とか、自分で作れないものか。いろいろ調べてみたら、私と同じ思いを持っている人がたくさんいることがわかった。そういう人たちの記事と、自分が実際に食べた経験をもとに、自分なりに作ってみた。けっこう美味しいものができた。
(レシピにだけ興味のある方は、スキップして文末をご覧ください)

■バインミーについて

「バインミー」とは、本来ベトナム語でパンのこと。正確には「バインミー・ティット」(ティットは「肉」の意味)のように、うしろに具を示す言葉がつくという。
バインミーが普通のサンドイッチと大きく違っている点は、まずパンの食感が軽くてサクサクとしていること。そして具材の量が多くて、しかも多種多様な食材が取り合わされていることだ。
中でも特徴的なのは、日本でいう紅白なます(大根と人参のなます)が入っていることと、パクチーなどの香草や、ヌックマム(ベトナムの魚醤)などの調味料によって独特のエスニック風味が醸し出されていることだ。これらによってファストフードとは思われない複雑で奥深い味わいが生み出される。一度食べて病みつきになる人が多いらしいが、その気持ちはよくわかる。

■バインミーの基本形とヴァリエーション

バインミーのレシピにはかなり自由度があって、お店によってかなりまちまち、よく言えば個性的だ。一応、基本形は次のようになる。
ベトナム風のフランスパンの横に切り込みを入れ、バターとパテ(レバーペースト)を塗る。これに、メインの具材(ハムや肉など)と、紅白なますと、生野菜(キュウリ、たまねぎ、レタス等)と、そして香草(パクチーなど)をはさむ。仕上げにヌックマム等の調味料を振って出来上がり。
お店では、作り置きしてある場合もあるが、たいていは注文するとそのつど、目の前でチャッチャッチャッと作ってくれる。

メインの具材の定番は、ハム、卵焼き、サバ缶詰などらしいが、さらにさまざまなヴァリエーションがあって、たとえば ソーセージ、ミートボール、ローストしたポークやビーフやチキン、肉のフレーク、スモークサーモン、イワシ、白身魚、さらには豆腐やもつ煮込みまで、じつにさまざま。なお、レバーペーストに加えてチーズをはさむ店もあるらしい。まさに何でもありといった感じだ。
そしてそれぞれの具材により、取り合わせる野菜や調味料も変わるとのこと。

■バインミーの美味しさ

ベトナムでバインミーを食べた人が、バインミーはどこで食べても外れがなかった と書いていた。なるほどそうだろうと思う。不味いバインミーなんて存在しないのだ(たぶん)。
なぜかというと、バインミーの味は、いろいろな美味しさを組み合わせて成り立っているからだ。

人間の味覚は、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五つといわれる。バインミーには、みごとにこの五つの味が全部含まれている。たとえば甘味と酸味はなます、塩味はヌックマム、苦味はパクチー、うま味は肉やパテといった具合だ。また唐辛子やチリソースによって辛味が加わる場合もある。
そしてまたこうしたさまざまな味や食感が絶妙のバランスで取り合わされている。たとえばバターやパテやハムの脂っこくて濃厚なコクに対して、なますのさっぱりとした甘酸っぱさや、生野菜のみずみずしさが、ちょうどよい対比になっている。
また、食感的にも、パテやハムのねっとり感に対して、なますのパリパリ感や生野菜のシャキシャキ感がうまくバランスをとっている。
 もうこれだけで美味しいに決まっているのだが、さらにこれに、香草とヌックマムがアクセントに加わって、奥深い味わいを作り出しているのだ。
これなら、どこで食べても美味しいはず。外れがないのも当たり前のような気がしてくるでしょ。

■フランスパンの違い

ガイドブックの紹介文やいろいろなレシピには、バインミーに使われるパンのことをただ「フランスパン」と書いてある。しかし、バインミーのパンは、日本で私たちが食べているフランスパンとはかなり違うものだ。美味しいとか美味しくないとかの問題ではなくて、まったくの別種のパンとしか思われない。

バインミーのパンには米粉が入っているという。そのせいなのか、このパンは空気を多く含んでいて、サクサクと軽い食感が特徴だ。日本のフランスパンは、もっと密度が濃く、もっちりとしている。
バインミーのパンは、密度がスカスカなので、切れ目を入れて開いて、かなりたっぷり具をはさんでも、ちゃんと閉じることができる。具の厚みをパンの生地が吸収してしまうのだ。バインミーの断面を見ると、まるでパンの中心を繰り抜いて詰め込んだように、具がきれいに真ん中に収まっている。
日本のフランスパンは、少し具が多いと、閉じたときにバクハツしてしまう。つまり、上と下のつながっている部分が破れてしまうのだ。ちなみにウィキペディアのクックブックのレシピでは、具を収めるために、パンの中身を少し削り取れと書いてある。

この軽くてサクサクのベトナム風フランスパンが手に入らない以上、日本で本場のバインミーを再現するのは残念ながら無理というものだ。

■自分流のレシピを考える

何でもありとは言え、それでもバインミーであるための最低限の要素とはいったい何だろう。私見では、それはパンと、パテと、なますだ。
パンについては上に書いたとおり。「バインミーの味はパテで決まる」とも言われているらしいが、このこってりしたパテとなますの酸味が、バインミーの美味しさの骨格を形作っているものと思われる。あとは、これにいろいろな具材を足して、香草と調味料で味をしているわけだ。

上にも書いたようにベトナムのフランスパンが手に入らない以上、完全な再現はできないわけだが、なんとか基本を押さえつつ自分なりのバインミーを作ってみようといろいろ試してみた。

・パンについて…パンは、パン屋さんの本格的なフランスパンでは、皮が厚くて硬いし、中身も密度が高過ぎてとてもバインミーには向かないと思う。
そこで思いついたのが、スーパーで売っているフランスパンだ。うちの近所のスーパーでは、ヤマザキと神戸屋とトップバリューのものがあった。いずれも、本格的なフランスパンよりソフトで密度が粗くて軽い。その分ベトナムのフランスパンに近いとも言えるわけだ。ただし、サクサクとした食感はないのだが。
なお作る前にアルミはくで包んでオーブントースターで温める(10分くらい)と、パンがやわらかくなって、具をはさみやすくなる。実際に本場でも、具をはさむ前にパンを火であぶったりすることがあるらしい。

・塗るものについて…マーガリンとレバーペーストを使った。
レバーペーストは、近所のスーパーで売っていた「ジェンセン デラックスレバーパテ」。ちょっと高いけれど、何しろ「バインミーの味はパテで決まる」と言われているわけだし…。パンに塗る時もかなりたっぷりと塗った。

・はさむもの①メインの具材について…ハムやフランクフルトを使ってみた。フランクフルトはそのままではなく、削ぎ切りにした。
いずれも高級品ではなくて、お手頃品(?)。メインの具材についてはあまりこだわるつもりはない。バインミーの美味しさのキモは、パテとなますだから、あとはそれなりで良いと考えたのだ。
まだ試していないが、魚肉ソーセージなんかでも美味しそうだ。

・はさむもの②なますについて…なますは普通に紅白なますを作った。ただし、はさんだ後、仕上げにヌックナムなどのしょっぱい調味料をかけるわけだから、なますそのものの塩味はごく控えめ。ちなみに甘酢の成分は、酢2に対して砂糖1で、塩0。
このなますをかなり大量にはさんだ。

・はさむもの③生野菜と香草について…なますを多めにしたので、生野菜と香草は少なめ。
ただし、パクチーはぜひ使いたいところだが、残念ながら手軽には入手できない。そこで、間に合わせとして思いついたのが、スパイスとして売っている粉末のコリアンダー(パクチー)を振りかけること。
そして香草がない分、生野菜は香草の代わりにもなりそうな、細ネギ、タマネギ、カイワレなど、香りの強いものを選んだ。細ネギとタマネギは、実際に本場のバインミーにも使われている。
これらの野菜をはさんだ上に、スパイスのコリアンダーを振りかけるわけだ。生のパクチーにはかなわないが、ほんの少しベトナムに近づいた気分にはなれる。

・調味料について…バインミーに使われる調味料は二つに大別されるようだ。ヌックマムなど塩味をつける基本の調味料と、スパイシーな唐辛子系の調味料だ。
ネットのレシピを見ていると、じつにいろいろなものが使われている。基本の調味料のどれかとひとつとスパイシーな調味料のどれかひとつの計2種を仕上げにかけるわけだ。
基本の調味料としては、ヌックマム、ナンプラー(タイの魚醤)、シーズニングソース(タイの大豆系の醤油)、マヨネーズなど。スパイシーな調味料としては、チリソース、スイートチリソース(タイの甘いチリソース)、シラチャ—ソース(タイのチリソース)などがある。
ヌックマム以外は、マヨネーズを除いてみんなタイの調味料なんだけど、ベトナムのバインミーでも使われているのだろうか?ただし、マヨネーズは私が現地で食べたバインミーに使われていたような気がする。
それで結局私は、基本の調味料として、ナンプラーとシーズニングソースを、スパイシー系として、スイートチリソースとシラチャーソースを交互に組み合わせて使っている。どれもそれなりに美味しい。シーズニングソースとシラチャーソースは、近所で売っていなかったので、今回通販で購入した。

こうして出来上がったバインミーを両手で持ち、かぶりとかぶりつく。何とも言えない快感だ。具がはみ出さないように両手でしっかり持ち、ぱくぱくモグモグ食べていると、いつのまにか何もかも忘れて夢中になっている。バインミーには、そんな魔法のような魅力がある。

■私流バインミーのレシピ(まとめ)

以上をレシピの形にまとめてみる。

〔材料〕
・フランスパン(スーパーで売っているもの)
・バターまたはマーガリン
・パテ(レバーペーストなど)
・メインの具材(ハム、フランクフルト、魚肉ソーセージなど)
・紅白なます(他のレシピを見て作っておく。塩味は控えめ)
・生野菜(細ネギ、タマネギ、カイワレなど)
・香草(あればパクチー、なければコリアンダー・パウダーで 代用)
・基本の調味料(ヌックマム、ナンプラー、シーズニングソース、マヨネーズなど)
・スパイシーな調味料(チリソース、スイートチリソース、シラチャ—ソースなど)

〔作り方〕
紅白なますを作っておく。塩味は控えめに。
パンの横に切り込みを入れ、アルミはくで包んでオーブントースターで温める(10分くらい)
パンが温まったら、開いてバター(またはマーガリン)と、パテを塗る。
そこにメインの具材(ハムなど)、紅白なます、生野菜、香草(またはコリアンダー・パウダー)をのせる。
その上から基本の調味料(ナンプラーなど)とスパイシー調味料(シラチャーソースなど)をかけ、パンを閉じて出来上がり。



2014年9月22日月曜日

散歩の途中でかつサンドを作って食べる


9月の天気のよいある日、水戸に出かけた。
水戸に出るのはずいぶん久しぶりのこと。今日は、夏の暑さのせいで、春以来すっかりごぶさたしていた千波湖をひとまわり散歩してみたかった。
ちょうどお昼時なので、食べるものを持っていって、千波湖のほとりで食べることにする。この頃、散歩に出かけたときのお昼は、お店に入るのではなく、野外で食べるのがマイ・ブームなのだ。

水戸駅の南口側の駅ビル(エクセルみなみ)の中のスーパー(みなみマーケット)に入って、何か美味しそうなものはないかと物色する。やっぱり揚げ物コーナー(ニュークイック)に惹かれる。よし、今日はここでとんかつを買って、パンにはさみ、かつサンドにして食べよう。
そこで思い切ってロースとんかつ(306円)を購入。ついでに、ポテト・コロッケ(62円)と、あじフライ(133円)も買う。合計501円なり。ここで大事なのは、いっしょに小袋のソースをもらうのを忘れないこと。それからレジで、箸ももらっておこう。

かつサンドのパンを買いに、駅の通路をはさんだ反対側にあるパン屋(ハース・ブラウン)に入る。ちょうど、食パンを半斤で売っていた。「香麦」という名前で、4枚に切ってある(93円)。これで、準備完了。

駅の南口から桜川のほとりに出て土手の上をぶらぶら歩いていく。のどかな風景だ。途中、美都里(みどり)橋のたもとにあるローソンで缶ビール2本を購入。何で駅ビルでなくてコンビニで買うかというと、ちゃんとわけがある。コンビニのビールは、買って持ち帰ったころちょうどよい冷たさになるように、強めに冷やしてあると聞いたからだ。たしかにそんな気がする。

さらに土手を歩いて千波大橋をくぐり、ほどなく千波湖に到着。いつものように湖畔の道を右に歩いていく。つまり、左回り。
すっきりと晴れた青空が湖面に映ってさわやかだ。白鳥さんが遊歩道の上で、日向ぼっこをしている。いかにものんびりとしていて、いい風情だ。この感じが、千波湖のいちばんよいところだと思う。

しばらく歩くと、桜川にかかる芳流橋のちょっと手前の湖岸に東屋(あずまや)がある。湖に面した東屋には、さいわい誰も座っていない。ここで、お昼を食べる心づもりをしていたのだ。
4人用の席と卓を独り占めだ。買ってきたものをテーブルの上に並べる。とりあえず、缶ビールをプシュっと開けて一人で乾杯。十分に冷たくて美味しい。ほんの2,3歩で水辺という最高のロケーションで飲むビールは格別。
まずはあじフライを取り出し、これを肴にして、ビールをぐびぐびやる。このあじフライは、肉厚でしかもふわっとしていて、冷めてもかなり美味しい。なかなかの逸品だ。
むしゃむしゃとあじフライを食べ終え、一本目のビールも飲み終える。平日の昼日中(ひるひなか)、こうして青空の下でビールを飲めるシアワセ…。

次は、いよいよ本日のメインのかつサンドだ。
食パンを1枚取り出す。薄くてふわふわ。その上にとんかつを取り出してのせる。とんかつが大きくて、パンからはみ出してしまう。このはみ出し具合に何ともわくわくしてしまう。正方形に近い食パンに、とりあえずとんかつを縦方向にしてのせる。とんかつの下の端を、パンの下のへりに合わせる。つまりパンの上の方に、とんかつがはみ出すようにする。
これに、小袋のソースをかける。一つでは足りなくて、二つかける。ポイントは、途中でとんかつをひっくり返して、両面にソースをかけること。こうすると、ソースが接着剤になってパンととんかつに一体感が出る。ここで本当はマスタードも欲しいところだがあきらめる。野外で食べるとは、そういうことだ。
この上にもう一枚パンをのせれば、かつサンド完成。左右の手の指を全部使って両手でしっかり持つ。これで準備よし。

まずパンの上方からはみ出している部分のとんかつをかじる。衣がさくさく。中身の肉は、厚くてしっとりとして柔らかい。美味いなあ。穏やかな湖面を眺めながら、かつサンドをむしゃむしゃとかじる。パンととんかつとソースの美味しさが三位一体となって口の中を満たす。ときどき2本目のビールをぐびりとやって、口中をリセット。またまたむしゃむしゃと頬を膨らませてしまう。
ゼイタクな気分だ。こんなにゼイタクなランチは、久しぶり。
ときどき、湖畔の道を通る人たちが脇からのぞいていくが、全然気にならない。

無我夢中のうちにかつサンドを食べ終えている。まだお腹には、十分余裕がある。今度は、一応予備のつもりで買っておいたコロッケを、コロッケ・サンドにして食べることにする。大食いでしょうか。
食パンの上にコロッケをのせる。コロッケは、思ったよりも大きくて、ほぼ食パンと同じくらいの大きさ。そこへ小袋のソースをかけて、もう一枚のパンではさんで完成。コロッケは厚みもあって、かつサンドと張り合うくらいのヴォリューム感だ。
そこへガブリとかじりつく。このコロッケは、カレー味でも、ひき肉入りでもないプレーンのポテト・コロッケ。やっぱりコロッケといえばこれでしょう。甘くて旨い。ジャガイモの甘さが、ソースの味で引き立っている。それがパンの甘みと絶妙の取り合わせだ。またまたむしゃむしゃ、ぐびり、むしゃむしゃ…。
それにしても、水戸駅ビルの揚げ物コーナー(ニュークイック)は、じつにレベルが高い。きょう買ったものは、どれもすごく美味しかった。また何か買ってみたい。

無事に食べ終える。お腹はさすがに満腹。
満足感に浸りながら、ゆらゆらとゆれる湖面の遠くの方を、しばらくぼんやりと眺めていた。
やがて一段落すると、ゴミをまとめ、散歩を再開。ゆっくり千波湖の周りを一周する。いつもはもっと歩くのだが、久しぶりの散歩なので、今日はこれくらいにする。そのまま駅まで戻って家に帰った。ささやかだけれど、大満足の小散歩だった。


2014年7月14日月曜日

オニオン&トマト・サンドイッチ、ただしジャンボ


最近サンドイッチにはまっている。ときどき昼食に自分で作って食べている。
考えてみるとサンドイッチって不思議だ。具材をパンではさむだけなのだが、それぞれの味が一体になると、別々に食べたときよりも何倍も美味しくなる。
いろいろはさんでみた結果、いちばん気に入ったのがオニオンとトマトのサンド。もっとも私はもともと大のタマネギ&トマト好きなのだが。具材だけ聞くと、すごくヘルシーに思えるかもしれないけれど、じつはそうでもない。なにしろ超ヴォリューミーだからだ。体にいいんだか、悪いんだかよくわからない。でもとにかく、オニオンとトマトの美味しさを、たっぷり堪能できるのは間違いない。
以下そのレシピを紹介してみよう。簡単過ぎてレシピというほどのものでもないけど。


〔オニオン&トマト・サンドイッチの作り方〕

<材料>
食パン(5枚切) 2枚 [注1]
タマネギ 大1個 [注2]
トマト 大1個 
マーガリン、ケチャップ、からし(チューブ入り) 少々 [注3]

[注1] 食パンは何と、5枚切り。いろいろの厚さの食パンで試してみたが、はさむ具材とのバランスからいって、この熱さがベストだった。ただし、サンドイッチを二つ作ると、1枚余ってしまうのが問題なのだが。値段は1斤200円程度のやや高めのものの方が、やはりそれなりに美味しい。
[注2] タマネギとトマトは一応それぞれ1個用意する必要はあるが、使うのは輪切りにした真ん中へんだけ。残りの部分は、他の料理に適当に使ってください。
[注3] サンドイッチといえば、マスタードが定番かもしれない。しかし、私はこの場合、チューブ入りのからしを使う。タマネギの刺激的な辛さには、つーんとくるトンがったからしの辛さがいいのだ。

<作り方>

1 タマネギとトマトの中央付近を、1センチ厚の輪切りにする。
[注4] 厚さは、1センチかそれ以上にする。タマネギは主役なので、覚悟して思い切りよく厚く切る。具材の厚みは計2センチ以上。考えただけで豪快でしょ。

2 輪切りにしたタマネギを、皿にのせラップをして電子レンジで1分ほど加熱する。
[注5] 完全に火が通らず、半なま程度がよい。かじったときに、さくっとした歯応えと、ツンとした辛さがあるように。

3 食パン2枚を用意し、片方にからし、もう片方にマーガリンを塗る。
[注6] マーガリンはたっぷりと塗る。具材が野菜だけなので、これで脂分を補うのだ。やっぱり脂がないと美味しくない。それと、野菜の水分がパンに移るのを防ぐ意味もある。その方が美味しいとたしか村上春樹が小説の中に書いていた。からしは当然ほどほどに塗る。

4 からしを塗った方のパンに加熱したタマネギの輪切りをのせ、ケチャップをかける。
[注7] やっぱりタマネギにはケチャップだ。

5 その上にトマトの輪切りをのせ、マヨネーズをかける。
[注8] ここでついでにハムとかチーズものせたくなるのだが、ぐっとこらえる。シンプルな方が、オニオンとトマトの美味しさが引き立つのだ。

6 その上にマーガリンを塗った方のパンをのせ、上から全体をよく押さえる。
[注9] 両手でぎゅうぎゅうとかなり強く押さえる。

7 これで完成。あと必要なのは大きな口だけ。さあ、豪快にどうぞ。
[注10] 食べるときに、どうしてもあちこちからマヨネーズやケチャップがはみだしたり、中身がこぼれそうになるので、あらかじめファスト・フード店のように、紙で包んでおいて、それをむきながら食べるとよい。私はこの紙として、ちょっともったいないがクッキング・シートを使っている。非常に具合がよい。

思い切りかぶりつくと、タマネギの歯応えと強い刺激、そしてトマトの豊かな旨みが口の中いっぱいに広がる。それがマヨネーズ、ケチャップ、マーガリンの味と渾然一体になって、何ともいえない濃厚で奥行きのある美味しさだ。世に出回っているいろいろなハンバーガーよりもずっと美味しい。あのMよりも、Lよりも、○スよりも、BKよりもね。しかも断然安い。5枚切りのパン2枚だから食べ応えもあって、食べ終えると、ごちそうを食べた満足感がある。



2014年5月26日月曜日

ラーメン自由自在 タモリ流ラーメン・レシピのアレンジ


前回タモリ流ラーメンのレシピについて、いろいろ研究してみた。タモリ・レシピのいちばんの特徴は、いろいろなダシを調合して手軽に美味しいスープを作ることだった。
タモリのオリジナルのレシピは、醤油ラーメンだったが、このダシの調合を、いろいろアレンジして、塩、味噌、豚骨ラーメンを作ってみた。
もちろん本格的な味には及ばないけれども、お手軽にそれなりの味を楽しむことはできると思う。お試しあれ。


《タモリ流ラーメンのアレンジ・レシピ》

・材料

<
>
即席袋めん/1袋  または 生中華めん/1玉

<スープ>
下表のとおり。

スープの材料表 (お湯500ccに対して)



醤油ラーメン
塩ラーメン
味噌ラーメン
豚骨ラーメン

タレと
メイン
のダシ

・醤油/大さじ1
・鶏がらスープの素/小さじ1
・鶏がらスープの素/大さじ1
・塩/少々
・味噌/お玉1/
・豆板醤/小さじ1
・鶏がらスープの素/小さじ1
・白湯豚骨スープの素/大さじ1

和風
ダシ

・昆布だし/1グラム
・ほんだし/1グラム

動物系ダシ

・中華スープの素/1g
・鶏がらスープの素/1g

その他

・野菜/適量(または 砂糖/1グラム)
・油(ネギ油 ニンニク油、ごま油など)/小さじ1

*昆布だしがないときは、白だし(小さじ1)でも可。
*豚骨ラーメンのときは、動物系ダシに鶏がらスープの素を使う。中華スープの素は、ポークまたはビーフ・エキスがベースなので、豚骨スープの素とかぶってしまうため。
*湯を鍋で沸かしながら、野菜を煮込むと旨みと甘みが出て、より美味しくなる。野菜は、キャベツ、タマネギ、長ネギ、もやしなど。ない場合は、代わりに砂糖を入れると意外に美味しい。

<トッピング>
刻みネギ、メンマ、チャーシューなど(もしあれば)

*以下のようなものも入れると美味しい。
ハム、海苔、ごま、ニンニク(チューブ)、魚肉ソーセージ(これはとくにおすすめ)


・作り方

1
トッピングを用意する。
2
鍋に水と適当に切った野菜を入れて沸かす。
3 お湯が沸いたら、上の表に従って、ダシを入れて溶かす。
4
仕上げにタレ(醤油、味噌など)と油を入れて味を確認する。
5 別の鍋で麺を茹で、湯切りして丼に入れる
6.
丼にスープをそそぎ、トッピングをのせて完成。


2014年5月21日水曜日

タモリ流インスタント・ラーメン・レシピの研究


■はじめに

タレントのタモリ(敬称略)は、料理好きとしても有名だ。ときどき番組の中で、自分流のレシピを紹介すると、そのつどネットなどで話題になっているらしい。
タモリのレシピの特徴は、びっくりするほど独創的でありながら、すごく簡単で、しかも間違いなく美味しいということだ。
そんなタモリ流レシピの中でも、もっとも評判になったのがスープから作るインスタント・ラーメンのレシピだろう。

ここでは、このラーメンのレシピについて、番組で紹介されたオリジナルのレシピと、最近出た『タモリめし』という本に紹介されているレシピ、そしてそれを私なりにアレンジしたレシピの三つを紹介しながら検討を加えてみようと思う。


■タモリについて

敬称は略しているけれども、私はタモリを敬愛している。
まず芸人として面白い。ただし私の好きなタモリは、お茶の間の人気者になるずっと以前の初期の彼だ。中州産業大学や全冷中やハナモゲラ語やソバヤソバーヤなどをやっていた頃のタモリ。知的で毒があって刺激的だった。ああ懐かしい。

しかしタモリはその後も、さまざまな分野でその多才ぶりを発揮してきた。たとえば、NHKの番組『ブラタモリ』で見せる街歩きの際の軽妙で独自な目線。それから日本坂道学会副会長としての坂道に対する独特の美学。そして、その多才さのひとつがタモリ流のユニークな料理の世界ということになる。
ようするに、タモリは根っからのこだわり人間であり、また何でも自分流に楽しんでしまう人なんだと思う。私もあやかりたいものだ。


■レシピその1 番組で紹介されたオリジナル・レシピ

2010314日放送の『笑っていいとも!増刊号』でタモリが披露したのが、このインスタント・ラーメンのレシピ。放送後、主にネット上で大きな評判を呼んだ。実際にこれを作ってみた人の記事が、いくつも公開されている。
私はこの番組そのものは見ていない。ネット上のいくつかの記事をまとめると、このときタモリが披露したレシピは、以下のようなものだったらしい。

《番組で紹介されたタモリ流インスタント・ラーメンのレシピ》

・材料

<
> 即席袋めん(メーカーは問わない)

<ベーススープ> 鶏がらスープの素、昆布だし、ほんだし、中華スープの素

<
味付けスープ> 醤油、ネギ油、ネギ

<トッピング> メンマ、チャーシュー

*量は全て目分量
*中華スープの素についてタモリは、ユウキ食品の「味玉(ウェイユー)」を推奨しているとのことだ

・作り方

1
ネギをきざむ。
2
お湯に鶏がらスープの素、昆布だし、ほんだし、中華スープの素を入れ、ベーススープを作る。
3
チャーシューを薄切りにする。厚みは5ミリがベストとか。
4
ラーメン丼に、醤油、ネギ油、きざみネギを入れ、味つけスープを作る。
5
別の鍋で茹でた麺を、湯切りして丼に入れる。
6.
丼にベーススープをそそぎ、チャーシューとメンマをのせて完成。

・筆者(御隠居)の所見

このレシピの大きな特徴は次の3点だろう。

①既製のダシを使っていること
しかも4種類も使っている。
鶏がらスープの素と中華スープの素(ビーフまたはポークのエキスがベース)は動物系ダシで、昆布だしとほんだしは魚介系ダシ。つまり、いわゆるダブル・スープを意図しているわけだ。しかもそれぞれ2種ずつ使って、味に奥行きを出そうとしていることがわかる。

ただ、こういう粉末のダシは、塩分が含まれているのが普通。あまり入れ過ぎると、醤油なしでもかなりしょっぱくなってしまう。ネットで実際に作った人の出来上がり写真を見ると、どれもスープの色がかなり薄め。たぶん醤油の量を少なめにしないと塩気が強くなり過ぎてしまうためだと思われる。

②材料の分量が目分量なこと
ベテランの料理好きならではのことなのだろう。
しかし、いちいち量(はか)らない方が豪快でプロっぽく見えるから、多少、演出があるのかもしれない。

③スープを、ベーススープと味付けスープの二つに分けて作ること
本当はここがいちばん注目される特徴かもしれない。しかし、これは、「本格」風を演出するためのタモリのナンチャッテ・パフォーマンスなのではないか、と私はみている。お店で作っているなら意味はあるが、自分で一人分だけ作るなら分ける意味はあまりないと思うからだ。

でもとにかく、このとおりに作ると、インスタント。ラーメンがびっくりするほど美味しいのは間違いない。


■レシピその2 レシピ本『タモリめし』掲載のレシピ

最近(20145月)『タモリめし』という本が出た。タモリが番組で紹介した数々の料理の作り方を、一冊にまとめた本である。著者はタモリ自身ではなくて、大場聖史という人の監修となっている。この人が、タモリが喋った内容を、レシピの形に整えたものだ。

さて、この本にも、もちろん上のインスタント・ラーメンのレシピが紹介されている。しかも、こちらには、もともと目分量のはずだった材料の分量が、きちんと指定されているのだ。その内容は以下のとおり。

《『タモリめし』掲載のインスタント・ラーメンのレシピ》

・材料

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即席袋めん/1袋

<ベーススープ>
鶏がらスープの素/小さじ1
昆布だし/小さじ1/
ほんだし/小さじ1/
中華スープの素/小さじ1/
お湯/400cc

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味付けスープ>
醤油/大さじ1
ネギ油/小さじ1
ネギ/適量

<トッピング>
メンマ/適量
チャーシュー/2枚

*中華スープの素の分量は、「作り方」の説明文中では、小さじ1/2となっている。どちらが正しいのか?
*ここでもやはりタモリのおすすめの中華スープの素が、ユウキ食品の「味玉(ウェイユー)」であることが、ポイントとして紹介されている。

・作り方

作り方は上のオリジナル・レシピとほぼ同じなので省略

ただし、ひとつだけ違うのは、丼に麺とベーススープを入れる順序。上のオリジナル・レシピと逆になっている。
こちらのレシピでは、味付けスープの入った丼に、①まず先にベーススープをそそぎ、②その後、麺を入れている。

この方が味付けスープを溶かしやすいのと、盛りつけたとき麺が見えた方が体裁としていいためだと思われる。

・筆者(御隠居)による所見

ダシの分量から、この監修者は、ダブル・スープのベースを、鶏がらスープにはっきりと置いてメリハリをつけようとしていることがわかる。
また、お湯400ccに対して醤油大さじ1となっているが、これはかなり醤油が多めの感じだ。濃いめの汁を麺にからめて食べ、麺を食べ終えた後は、汁そのものは残すという前提だと思う。
鶏がらベースで、醤油味濃いめ。この2点から、この監修者は、中華そばとも呼ばれていた昔風のラーメンをイメージしていることがわかる。タモリ自身のオリジナル・レシピでは、そこまではっきりした方向性は出していないような気がするのだが。


■レシピその3 タモリ風ラーメンの略式レシピ

上に紹介したタモリ流レシピで、以前私もラーメンを作って食べた。もちろん美味しかった。その後どんどん自分流にアレンジしてきたので、しばらくこのレシピのとおりに作ったことはなかった。
この記事を書くにあたり、またオリジナルどおりに作ってみようと思ったのだが、材料が足りない。中華スープの素を切らしていた。このところ鶏がらスープの素で代用していたのだ。

せっかくだからタモリ推奨のウェイユーを使おうと思って、近所のスーパーを2、3店見てみたが、どこにも置いていなかった。代わりにライヴァルのウェイパー(味覇)は必ず見かけた。以前は、ウェイユーと両方置いてあったはずだが、ウェイパーに駆逐されてしまったのだろうか?(間違ってたらゴメン)。

しかし、ウェイユーにしろ、ウェイパーにしろ、こういう練りタイプの本格的中華スープの素を常備しているお宅は、そんなに多くはないだろうと思われる。
それから考えてみると、ほんだしはあっても、粉末の昆布だしも持っている家も少ないのでは。

そんなこんなで、なるべくふつうにある材料で代用しするなどして、工夫したのが以下の略式レシピである。タモリ・レシピの基本精神(?)は尊重しながら、本格よりも実質本位で、より簡単により美味しくを目指している。

《タモリ風ラーメンの略式レシピ》

・材料

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>
即席袋めん/1袋  または 生中華めん/1玉

*もともとは、インスタント・ラーメンのレシピだったわけだが、もはや袋めんにこだわらない。生の中華めんもスーパーで手軽に安く手に入るのだから、こちらの方がおすすめ。

<スープ>
鶏がらスープの素/小さじ1
昆布だし/1グラム  または 白だし/小さじ1
ほんだし/1グラム
中華スープの素/小さじ1/4  または その他のだし1グラ ム
醤油/大さじ1(お好みで調整)
ネギ油/小さじ1  または ごま油/小さじ1
お湯/500cc
野菜/適量  または 砂糖/1グラム

*スープは、ベーススープと味付けスープに分けて考えないことにする。一緒に作っても大差なし。
*中華スープの素は、鶏がらスープの素があれば持っていないことが多いと思われる。その場合は、その他のもので代用する。コンソメ、オニオンスープの素、貝柱スープの素、豚骨白湯スープの素、さば、いわし系のだし等。とにかく何か一種類入れる。
*湯を鍋で沸かしながら、野菜を煮込むと旨みと甘みが出て、より美味しくなる。野菜は、キャベツ、タマネギ、長ネギ、もやしなど。ない場合は、代わりに砂糖を入れると意外に美味しい。

<トッピング>
刻みネギ、メンマ、チャーシューなど(もしあれば)

*以下のようなものも入れると美味しい。
ハム、海苔、ごま、ニンニク(チューブ)、魚肉ソーセージ(これはとくにおすすめ)

・作り方

1
トッピングを用意する。
2
鍋に水と適当に切った野菜を入れて沸かす。
3 お湯が沸いたら、鶏がらスープの素、昆布だし、ほんだし、中華スープの素を入れて溶かす。
4
仕上げに醤油、ネギ油を入れて味を確認する。
5 別の鍋で麺を茹で、湯切りして丼に入れる
6.
丼にスープをそそぎ、トッピングをのせて完成。

・おまけ
以上の略式レシピは、タモリの本格志向からはちょっと外れてしまったかもしれない(カンベン)。しかし、とにかく美味しい。とくにスープが美味しい。一見あっさりのように見えて、いろいろのダシ成分のおかげで、けっこう濃厚な味わいだ。なので、中華めんの代わりに、ためしにスパゲッティを使ったら、これが意外な美味しさ。うどんやそばでもいいんじゃないだろうか。おためしあれ。