2013年8月30日金曜日

「つけ麺 坊主」訪問 「極辛麻婆つけめん」の2杯目 2013夏


もうすぐ夏休みも終わり。まあ、いつもお休みの自分には関係ないんだけれどね。そして「つけ麺 坊主」の8月も終わる。限定月間が終わると、また「極辛麻婆つけめん」と「極辛麻婆らーめん」が食べられなくなる。というわけで、8月末のある日、水戸に出かけて「つけ麺 坊主」を訪ねた。
これで8月になって4回目の訪問。これまで「極辛麻婆らーめん」を2回、「極辛麻婆つけめん」を1回食べた。そこで今回は「極辛麻婆つけめん」の2杯目を食べることにする。

平日の午前11時8分入店。先客は単独客2人。後客は10人。
券売機で「極辛麻婆つけめん」を押す。それから麺の「特大盛」(100円)のボタン。そのかわり今日も「白めし」はなし。そして「ビール」。
カウンターのいちばん端に座り、御主人に食券を渡す。

前々々回「極辛麻婆らーめん」の1杯目を食べたtときに、辛さのため満腹になってしまい完食できなかった。その反省から以後ご飯はパスしてきた。しかし、前々回の「極辛麻婆つけめん」のときは、麺を大盛にしたものの、やっぱりちょっと物足りなかった。そこで今回は、麺を「特大盛」にしてみたわけだ。極辛のつけ汁を、麺と一緒にとことん味わえるしね。

すぐに「極辛麻婆つけめん」到着。
つけ汁の器をのぞくと、今日はいちばん上の赤い脂の層がかなり厚めだ。上から見えるのは、まん中辺に赤い粉末の山と、その脇の海苔一枚だけ。もやしや麻婆豆腐や刻みネギはみんな脂の下に水没している。かなり脂多め…、いいぞ。
特大盛の麺も到着。茹で上がりの重量で600グラム。なかなかうれしい分量だ。ちなみに、いつも食べている大盛は、450グラムで、普通盛は350グラムとのこと。
特大盛を頼むのはこれでたしか4回目だ。特大盛の場合、注意しなくてはならないことがある。それは麺をつけ汁に絡め過ぎないようにすること。そうしないと最後に麺より先につけ汁が無くなるという悲しい事態になる。私も一度あった。

では早速麺を数本箸で持ち上げてつけ汁へ。つけ汁の表面は脂で覆われているので、軽く沈めてから口へ運ぶ。むせるのを避けるために、なるべくすすり込まないようにする。そうすると口の周りが汁で汚れるのだがやむを得ない。
脂が濃いのもなかなかよろしい。脂の下の味噌の味も濃厚に絡んできて美味しい。コシのある麺と最高のハーモニーだ。
しばらくの間、ひたすら麺だけを汁にひたしては食べる。赤い粉末の山はなるべく崩さないようにし、また具材や麻婆豆腐にも一切手を付けないように心掛ける。大盛なので麺が全然減らないように見えるのがうれしい。
辛さがしだいにキバをむきはじめる。鼻水があとからあとから出始める。しかし、冷たい麺に絡んだ汁は、麺で冷やされて辛さが一段階やわらぐ。この辺で口直しに麻婆豆腐の小片を口に入れると、その熱さで辛さが口の中で爆発した。痛辛い。

つけ汁の減り具合をみながら麺を絡める。つけ汁が減ってくると汁に溶け出した赤い粉末と、麻婆の餡のせいでつけ汁がどろどろになってきた。しまった、最初に全体をよく混ぜておいた方がよかったのかも。とにかく、つけ汁が麺や具材にどんどん絡んでくる。
しかし、大量の麺でつけ汁がどんどん冷めて、辛さはそれほどでもなくなっている。つけ麺を大盛にした場合、つねにこの問題がある。そのために今回は辛さでヒーハーということはない。頭じゅうから汗が噴出すということもなかった。辛さを思いっきり味わうには、やはり全体が熱々のラーメンのほうがいいようだ。

というわけで、前回ほど汗もかかず、辛さで我を忘れることもないまま快調に食べ進んだ。そして、麺とつけ汁をほぼ同時に完食。
お腹はそこそこに満たされて満足した。けっこう辛さが胃に来ている感じはある。でも、やっぱり大汗をかいてすっきりしたかったな。

もう8月中に来られるのは、これが最後かもしれない。極辛メニューとまた今度は2月までさよならだ。本日はご馳走様でした。

店の外は暑い。でもここ何日か朝晩はようやく秋の気配を感じるようになってきた。どんなに暑くても夏が終わるのはやはり寂しい。
足は何となく千波湖の方に向かう。今日は、千波公園の崖下をたどって歩いた。偕楽園の拡張部分で月池をぐるっと回ってから、梅桜橋を渡って偕楽園に入り、吐玉泉の下を歩く。トンネルをくぐり歴史館の蓮池を見てからまた偕楽園に戻って、表門から外へ出る。表門通りを大工町まで歩いてからバスで駅まで戻った。どこまで行っても人気のほとんどない良い散歩だった。

この「つけ麺 坊主」訪問シリーズも今回で38回め。一回食べに行くたびに、一本投稿してきた。これもあと2回書いて40回になったところで一応終了にしようかと考えている。きりがいいし、ページ・ヴューもこの間めでたく20000回を越えて何となく節目を迎えた気分なのだ。
というわけであと2回。最後を記念してどんな趣向で食べようか、今はそれが楽しみだ。


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