2013年8月12日月曜日

「つけ麺 坊主」訪問 「極辛麻婆らーめん」 2013夏


いよいよ今年も8月に突入。さっそく「極辛麻婆らーめん」を食べに水戸の「つけ麺 坊主」へ出かけた。「極辛麻婆らーめん」は、「極辛麻婆つけめん」と共に、2月と8月だけのこのお店の限定メニューなのだ。

平日だけど水戸は黄門まつり開催期間中。午前11時10分入店。先客2人(後客は4人)。
券売機で迷わず「極辛麻婆らーめん」のボタンを押す。それといつものように「白めし」と「ビール」も。カウンターのいちばん端に座り、いつものように麺とめしは普通盛りでとお願いする。

ビール到着。暑い中を歩いてきたのでこれで一息つく。店内には、この間来たときと同じくレゲエが流れている。夏らしくて良い。先客2人はどうやらラーメン・マニアのようだ。
そうこうしているうちに待望の「極辛麻婆らーめん」登場。半年ぶりの対面だ。とにかく立派な姿というしかない。
何しろこのお店の最上級メニューだから、あるだけのものが全部入っているという感じ。どんぶり中央にもやしや豚肉などの具材が山盛りになっている。その上に麻婆豆腐がかかり、さらに刻みネギと赤い粉末が散らしてある。その山の傍らには海苔が一枚。
スープは、具材の山の周囲とどんぶりのふちの間にわずかに見えるだけだ。脂の層の下のスープは、いつも食べている「特製らーめん」のスープよりさらにひときわ赤い。いいぞっ。スープの水面は、どんぶりのふちの高さぎりぎりだ。何とも豪華かつ豪快。見ているだけでほれぼれしてしまう。

いつものようにまずはスープから。というかそうする以外にない。何しろ下手に真ん中の山を崩すとスープがあふれそうなのだ。
スープは、脂、コク、甘さ、塩気のバランスが申し分ない。そして当然辛い。注意していたが、やっぱりむせそうになる。しばらくひたすらスープを飲み、ご飯を食べる。ご飯があっという間にへっていく。しかしなかなかスープの水面は下がらない。
しかたがないので赤い粉末のかかった麻婆豆腐を箸で割って食べる。豆腐そのものは辛くないのだが、豆腐の熱さで、口の中が辛くて痛い。もう鼻水が出始める。
ふつうならスープの次に、具材をよけて麺だけ食べて楽しむ。しかし今日はスープがまだ減っていないので、とにかく上層部分から食べ進んでいくしかない。具材と麺を合わせて口に運ぶ。今度は麺の熱さて、やっぱり口の中が辛くて痛い。具材は、もやしと豚バラ肉とメンマとニラだ。そしてユズの風味もする。しかし残念ながら、じっくり味わっていられない。
ヒーハーしながら夢中で食べる。辛いけど旨い。鼻水をひんぱんにかんで、ときどきハンカチで顔面の汗を拭う。だんだん我を忘れて食べることに没入している。

ところが何だかいつもより早く腹がふくれてくる。いかん、以前「極辛」を食べたときもそうだった。辛さのせいで胃が収縮するのだろうか。三分の二くらい食べたところで満腹な感じになってしまった。それでもがんばって結局、具材と麺は何とか完食。しかし、スープとご飯は少しずつ残してしまった。辛くて食べられないのではなく、満腹で入らないのだ。残念。

しかし、辛さでひと時我を忘れて満腹になり、大汗かいてなんかすっきりした感じ。久しぶりに激辛の醍醐味を満喫した。
次回は、完食を目指してリベンジだ。


店を出ると、お祭りの喧騒を避けて、裏道を抜けて偕楽園へ。ほとんど人はいない。ぐるっと散歩して、今度は西の谷を通って駅へ戻り家に帰った。

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