2013年8月26日月曜日

ページ・ヴュー20000回突破に感謝


うれしいなあ。何がって、このブログのページ・ヴューが、とうとう20000回を越えたのだ。延20000人の人が、見に来てくれたことになる。見に来てくださった方々、どうもありがとう。

何せご覧のとおり、とにかく無愛想なヴィジュアルのブログである。写真や絵や背景はいっさいなし。文字ばかり。しかもその文章がやたらと長い。気楽に立ち寄ってはみたものの、あきれてすぐに立ち去った人も少なくないはず。そういう人もかなりページ・ヴュー数にはカウントされているんだろうな。
写真がないのは、最初はたんに面倒だったから。でもだんだんこういうスタイルもアリかなと思うようになった。体裁ばかりキレイに整っていても中身のないものが多い昨今、こんな実質本位のブログがあってもいいんじゃないかと考えたからだ。

それから見に来てもらうための宣伝というものを一切していない。知り合いにも、私がこういうブログを書いていることを全然話していない。
読者数の数字だけをむやみに増やそうという気持になれないのだ。興味のない人に読んでもらってもうれしくないし、そもそも相手が迷惑だろう。
わりとマニアックな内容の記事が多いので、本当に興味があってこのブログに辿りついた人たちだけが読んでくれればそれでいいと割り切っている。

こんな無宣伝で無愛想なブログなのに延20000人もの人が来てくれたかと思うと、うれしさがじわじわとこみ上げてくる。私なりのやり方を受け入れてくれる人が、それなりにいるんだなという気持になる。

このブログを始めたのは昨年の1月のこと。その前の年に私は隠居生活に入ったので、最初「御隠居日記」というタイトルにしようとした。ところが、同じタイトルのブログがすでにいくつもあることがわかったので、その後ろに「BTTB」をくっつけたのだ。
この「BTTB」の意味については、以前「坂本龍一のアルバム5選」という記事の中に書いておいたので、気になる人は見ていただきたい。
でもまあ「日記」というには、間が空きすぎているな。

ブログを去年の1月に初めてからその後ページ・ヴューが10000回に達したのは、今年の3月初めのことだった。1年と2ヶ月、つまり14ヶ月かかったわけだ。
それがその後20000回を越えたのが、この8月末。だから、後半の10000回は6ヶ月で達成したことになる。かなり加速度がついているのだ。これも何だかうれしい。

加速している理由は簡単だ。古い記事がけっこう読まれ続けているからだ。図書館の蔵書数が増えるのと同じで、記事の投稿数が増えれば増えるほどアクセス数も増える理屈だ。
一応毎日ページ・ヴューの内容をチェックしているけれども、読まれているページはいつも分散している。一つの記事に集中するということはまずない。古い記事が並行して読まれているのだ。
中でも長く読まれているいわば「ロング・セラー」の記事は、ローリング・ストーンズやピンク・フロイド関係、それから中島みゆきやぱっぴいえんどについて書いたものなど。また手作りのラーメンについてのレシピや苦労話などもずいぶん読まれている。

ちなみにこれまでの全期間を通じての記事別のページ・ヴュー数ベスト10を紹介してみよう。

〔順位〕 〔記 事 名〕
第1位 ローリング・ストーンズのベスト・アルバム5選
第2位 ローリング・ストーンズ『THE BRUSSELS AFFAIR ‘73
第3位 「坊主」風激辛ラーメンのレシピ 序章
第4位 中島みゆきが少しだけ「ロック」だった頃
第5位 レコ・コレ誌のベーシスト/ドラマー・ランキングを見てあれこれ
第6位 手打ちラーメン自作に到る長い道のり
第7位 ラーメンの手打ち麺のレシピ
第8位 「坊主」風激辛ラーメンのレシピ
第9位 ピンク・フロイド 74年、ウェンブリーでの『狂気』
10位 「ニッポンのギタリスト名鑑」

上位に入ったのは人気のあるテーマを取り上げたからということもあるだろう。しかし、これまで書いてきて感じるのは、じっくり手間をかけて検討したり資料にあたったりして書いた記事は、やはりページ・ヴューの上でもそれなりの手ごたえがあるということだ。これからも、実質本位でいこう、とあらためて思う。

ブログ全体の傾向としては当初考えていたよりもずっとロックとラーメンに偏った内容になってしまった。何しろロックの記事が全体の4割、ラーメン関係の記事が3割弱を占めている。二つあわせると7割だ。たしかにどちらも私の大好きなものであることに間違いはないのだが…。
当初はこの他やはり私の大好きな落語や映画についての感想も書こうと思っていたのだが、こちらについてはほとんど書いてこなかった。今回のページ・ヴュー20000回突破をひとつの節目として、今後はちょっと軌道修正をはかりたいと考えている。
というわけで、これまでどうもありがとう。これからもどうぞご贔屓に。


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