2013年8月23日金曜日

「つけ麺 坊主」訪問 「極辛麻婆らーめん」の2杯目 2013夏


8月ももう下旬。うかうかしていると「極辛麻婆」の限定月間が終わってしまう。というわけで、水戸に出て「つけ麺 坊主」を訪問。8月になってこれで3回目だ。
前々回は「極辛麻婆らーめん」を、前回は「極辛麻婆つけめん」を食べた。今回はどうしようかなと思ったが、「極辛麻婆らーめん」の2杯目を食べることにする。

平日の午前11時20分入店。先客は単独客3人。今日もわりと空いている。後客は7人。
券売機で「極辛麻婆らーめん」のボタンを押す。あとは「ビール」も。今日は残念ながらいつもの「白めし」はパスだ。カウンターのいちばん端に座り、麺は普通盛でとお願いする。

前々回「極辛麻婆らーめん」を食べたtときは、満腹になってしまい完食できなかった。今日はその反省からご飯をパスしたわけだ。リベンジのためにはやむを得ない、などとビールを飲みながら考える。

程なく「極辛麻婆らーめん」到着。
毎回書くけど、とにかく立派な外観だ。何しろ期間限定ではあるが、このお店の最上級メニューなのである。具材もトッピングもこのお店のありったけのものがここに結集されているといった感じ。とにかく豪華。
どんぶり中央にはもやしと豚肉その他の具材からなる山が高々と盛り上がっている。そこに麻婆豆腐がかかり、その上にたっぷりと白い刻みネギと赤い粉末が散らしてある。そして山の傍らに海苔。

さて山のわきの隙間からレンゲで鮮やかに赤いスープをすくって飲む。今日も注意したのに少しむせてしまう。脂、コク、旨み、今日も最高のバランスだ。そういえばこのところいつもアタリだ。この時点ではまだ辛さはさほど感じない。
スープを飲み続ける。ご飯が無性に食べたくなる。が、今日は我慢だ。
なかなかスープは眼に見えて減らない。中央の山を崩すとスープがどんぶりからあふれそうな感じだ。そこで山のわきから箸を突っ込んで麺をそっと引き出す。口に入れると、熱い、辛い。麺の熱さで辛さが口の中で炸裂する。ウヒョー、これが快感。もう一回また麺を引っ張り出して食べる。このあたりでもう鼻水が出始める。たちまち忙しくなってくる。

そのまま具材の山は崩さないようにしながら、どんぶりの底の方から麺を引き出して食べ続ける。口の中が熱くて辛くて痛い。でも美味しい。あんまり辛いと味がわからないでしょ、と言う人がいるが、私にはまだ十分美味しいと感じる。というか、この辛さが旨さの一部分というべきか。

ある程度かさが減ってきたところで、麻婆豆腐を食べる。そして今度は、山を崩しながら具材と麺を一緒に食べていく。辛くてヒイハアしながら食べているわけだが、その最中でも、肉が旨いなあ、メンマが旨いなあ、もやしとニラも旨いなあなどと味わう余裕はある。辛さの中カから漂ってくるユズの風味もいい。

頭から汗が噴出す。ハンカチで頻繁に拭うが、うっかりするとあごの先からカウンターの上にポタリと汗が滴り落ちる。辛さと取り組んでいるうちに、しだいに我を忘れ、食べることに夢中になっている。
そして気がつくと麺と具材は完食。
まだスープがけっこう残っているが、何だか満腹になっている。やっぱり辛さのせいでそう感じるのだろう。ゆっくりゆっくりレンゲでスープを飲み、最後はどんぶりを両手で持ち上げて飲み干した。いつものご飯は食べていrないのに、かなりな満腹感だ。ちょっと胃がねじれている感じ。恐るべし極辛。

水を飲みながら、まだまだ流れ続ける汗を拭いたり、鼻水をかみながらしばらくヒートダウンをする。今日もじつにいい一杯だったなあ。
ごちそうさま。帰りがけに御主人から完食記念のタオルをいただく。「つけ麺坊主」の名入りの赤い唐辛子色のタオルだ。うれしい。
さあ8月中に何とかもう一回来て、次回は「極辛麻婆つけめん」の2杯目を食べるぞ。それも麺は特大盛りで。

店を出ると外はやっぱり暑い。
今日は久しぶりに千波湖畔を歩く。そこから桜川沿いを少し遡って歩いてみた。街の真ん中にこんなに深い谷間があることに驚く。人っ子一人歩いていない。水戸っていい街だなあ。


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