2012年10月1日月曜日

「つけ麺 坊主」訪問 「特製麻婆つけめん」 [麺特大」で

一週間ぶりに「つけ麺 坊主」を訪問。
結局9月になってこれで3回目。以前は2ヶ月に3回くらいのペースだったのに、この8月に5回も通ってすっかり弾みがついてしまった感じ。
前回と前々回はラーメン系を食べたので、久しぶりに今日は「坊主」さんの麺の旨さをがっつりと味わいたいな…などと思いながら店に向って歩いていく。

土曜日の開店直後11時5分に入店。先客1人(後客1人)。 
券売機に向う。「特製つけめん」のつもりでいたが、つい目に入った「特製麻婆つけめん」のボタンを押してしまう。勢いで、「麺特大」(100円)と、「麻婆大盛」(100円)のボタンも。で、いつもの「白めし」はやめにしたが、「ビール」はもちろん押す。
「特製麻婆つけめん」は、予定していた「特製つけめん」より値段も辛さもひとつランクが上だ。
この店の辛さランキング(店内に表示)でいうと、辛さ第1位がこの「特製麻婆つけめん」で、第2位が「特製つけめん」。ちなみにその次の第3位が私の定番「特製らーめん」ということになる。
「坊主」さんは麺の大盛は無料だが、さらにその上の「麺特大」は100円増しになる。「麺特大」を頼むのはこれで3回目。今回はとことん麺を味わいたかったので。

カウンターの一番奥に座る。
いつも流れているオールディーズの曲がぴったりはまる土曜のまったりとしたお昼前だ。店の御主人は、あい間にネギを刻んだりして仕込みに余念がない。今日は平日ではないから、12時からの戦争のような状態はないのかな。

ところでこのお店に来るときは水戸に出てくる電車の関係で開店直後の11時5,6分に入ることが多いのだが、たいてい先客がいる。私より先にここにいる人は、おそらくお店の前で開店を待っていたとしか思えない。
今日、私の前にいたお客は、私と同じようなオヤジで、つけ麺と「白めし」も頼んでいた。一人で来ていることといい、来店の時間帯といい、頼んだものといい、私と同類のかなりのラーメン好きと見た。ちなみに、私の後に来店した客は若者の一人客で、何となくラーメン・マニアっぽい。こういう一人客が多い店というのは、自分と同好の士がいるという感じでなかなか居心地がいい。

ほどなく「特製麻婆つけめん」登場。つけ麺用の器の真ん中に真っ赤な魚粉&唐辛子がふんわりと盛られている。そしてその横に海苔が一枚。次いで「麺特大」の麺が別皿で登場。茹で上がりで600グラム、生麺で400グラムの麺はなかなかの迫力だ。
つけ汁の器の表面には、麺をつける余地地がない。本来はあまり汁を混ぜたくないのだが、やむを得ず魚粉の山を崩してつけ汁と混ぜる。下に刻みネギ、もやし、豚肉などのトッピングの層があり、さらにその下には麻婆豆腐が控えている。
ラーメンの場合は、いきなり麺に行く前に、ここでスープをレンゲで何回もすくって楽しむのだが、それが出来ないのが何とも寂しい。私がつけ麺系よりもラーメン系を基本的に好むのは、このせいだということにあらためて気がついた。
ラーメンは、スープを味わったり、麺の弾力を楽しんだり、そのあい間にご飯で口直しをしたりと、食べ進むプロセスに楽しい変化がある。ところが、つけ麺はただひたすら麺を汁につけて食べるだけだ。せいぜい最後にスープ割りしてつけ汁を味わうということはあるが、基本的には食べる過程が一本調子で単調だ。これが私にはつまらない。

で、麺を汁につけながら食べ始める。ここの麺は中太のストレート麺。もちもちとして歯応えがある、アルデンテ。これがすごく美味しい。この美味しさを十二分に味わうには、残念ながらラーメンではだめで、つけ麺でないといけない。ラーメンだと熱くてのび気味になってしまうからだ。それで、たまにつけ麺が食べたくなってしまうというわけなのだ。

つけ汁は私にはそんなに辛くない。麻婆のあんでマイルドになっているせいもあるかもしれない。このあんがつけ汁と混じり粘度を増して麺にじつによくからむ。何しろ「麻婆大盛」にしてるしね。そしてこのからみ具合が、なかなかに良い感じだ。
つけ汁が冷めてしまうので、ふだんは麺をそんなにつけ汁に浸したりしないのだが、今回は何しろ「麺優先の日」。そのつど、どっぷりと麺をつけ汁に浸し、よーくからめて食べ続けた。旨いうまい。
一応いつもほどではないが鼻水が出てきて、ときどきティッシュでかむ。しかし、汗はほとんどかかない。これもちょっと不満だなあ。爽快感がない。

麺にたっぷりつけ汁をからめながら食べ続けていたら、汁がどんどん減っていく。あれれ、気がついたら麺はまだあるのに、つけ汁が先になくなりそうななことになっている。
そこからはつけ汁を控えめにして食べたのだが、時すでに遅かった。麺があと四、五口というところで、つけ汁の方がほとんどなくなってしまった。食べ進め方の大失敗。
しかたなく、カウンター上に置いてあるポットに入ったスープ割り用のスープをつけ汁の器に少し注ぎ、これに味調整用に置いてある酢を少々加えた。これに残った麺を入れてラーメン風に食べたのだが、まあ当然美味しいはずもなく…。無念。

というような禍根を残しつつも完食。麺をたっぷり食べたという満足感はあるし、お腹も満腹だ。
でもやっぱりこれからは、いつもの私の定番「特製らーめん」にしよう。もやしと豚肉ももっと食べたいし。
というわけで、今日もごちそうさまでした。
今日はそれからら勝田に出かけて散歩をして帰った。

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