2013年7月4日木曜日

「つけ麺 坊主」訪問 「特製らーめん」+「生玉子」 2013

梅雨空が続く7月上旬のある日、用事があって久々に水戸に出かけたので、ついでに「つけ麺 坊主」さんに寄る。
前回訪問からほぼ一ヶ月ぶり。なかなか来られませんなあ。ほんとはその間に一回来たんだけど、あいにくの店休日だった。

平日の11時40分入店。先客は7人(後客も7人だった)。
券売機に向う。今日もいつものとおり「特製らーめん」と「白めし」と「ビール」。そしてトッピングに「生玉子」。
カウンター手前のいちばん右の端が空いていたのでそこに座る。落ち着ける席だ。御主人に麺とめしは普通盛りで、とお願いする。

早々にビール到着。さっそく、ぐびりッ。今日はかなり蒸し暑い日なので、ビールが格別うまい。先客7人のうち6人は学生さんのグループ。ちょうどこの6人の注文が出来上がったところだった。これならそんなに待たなくてもすみそうだ。

ほどなく玉子の入った小鉢が先に届いた。玉子は割ってない状態。なるほどトッピングの「生玉子」は、こういうふうに出てくるのか。
今日「生玉子」を頼んだのは、私が個人的に継続中のトッピング全種制覇シリーズの一環だ。この店で「生玉子」を頼むのはこれが初めて。こんなチャレンジをしていなければ、頼むこともなかっただろう。
ちなみにこのお店の他のトッピングが、全て100円の中で、唯一この「生玉子」だけは50円だ。

やがて「特製らーめん」到着。一ヶ月の御無沙汰でした。今日もどんぶり中央のもやしと刻みネギの山がこんもりと高い。
さて生玉子をどうするか。取りあえず割ってどんぶりの隅っこの方に落としておくことにする。

いつものとおりレンゲでスープをすくって味わう。今日はどんな塩梅かな。このときが、いちばんわくわくする瞬間だ。
 おッ。今日はいつもとちょっと様子が違うぞ。けっこうしょっぱい。脂とコクはいつものとおり。甘さはちょっと弱め。辛さはまあ普通。しかし、塩味がかなり立っているので、他の要素がその陰に隠れてしまいそうなほど。
もっとも、もともとこのお店の塩加減は控えめなので、今日くらいでちょうど他のラーメン屋さんと同じくらいなのではあるが。

いつもの私の手順どおり、しばらくスープだけ飲み続ける。しょっぱいので、ときどき合間に食べるご飯が進む。ご飯が美味しい。でも、やはり塩味のせいで、いつものように延々とスープだけ飲み続けられない。

そこで、今度はもやしとネギの山を崩してならし、さらにその中央に小さな池を作る。生玉子はまだ崩さないでほっておく。
その池の底から麺を引き出して食べる。熱いっ。熱いとやっぱり辛い。ひいひい言いながら、今度は麺ばかり食べ続ける。しなやかさがいいなあ。
しかしあんまり麺ばかり食べていると、具材のもやしと豚肉だけが残って最後は野菜炒めを食べているような状態になってしまう。前回がそうだった。そこで、今回は反省して途中から、麺と具材をミックスしながら食べていくことにする。麺、具材、スープ、ご飯のサイクルが快調に続く。

この段階ですでに、鼻水は連続して湧き出し、汗も気持ちよく噴出している。これがいいのだ。もうちょっと辛くしておけばよかったかな。

そろそろ生玉子を何とかしなければ。箸でつついて割ってみる。ちょっととろっとしているみたいだけど、スープの熱ではやはりそれほど火は通らない。スープの中に玉子を少しだけ広げて、麺と絡めて食べてみる。なるほどマイルドでかつ豊かな味になる。麺とはあくまで別個のものとして食べる味玉よりも、いいかもしれない。しかし、この旨さをたっぷり味わうには玉子一個では少な過ぎるだろう。

こうして楽しみつつ麺と具材を完食する。スープもかなり飲んだが、しょっぱいのでいつものように飲み干せなかった。玉子が溶けているのにちょっともったいない。
このお店のスープの美味しさを隅ずみまで味わうには、やっぱりいつものような控えめの塩加減が大事なんだな、とあらためて強く思った。次回に期待したい。
そういえば、来月はもう8月。極辛メニューの限定月間ではないか。楽しみだあ。では、ごちそうさま。

今日は午後から雷雨との予報なので、珍しく散歩なしでまっすぐ家に帰った。

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