2012年3月22日木曜日

「つけ麺 坊主」訪問 観梅編

またまた一ヶ月ぶりの「つけ麺 坊主」訪問。
前回は2月の末だった。本当はその間に一度訪ねたことがあったのだ。しかもその日は昼過ぎにわざわざ店の前まで行って開店していることを確認しておいたのだった。その後、用件を済ませ、夕方いよいよ店に突撃してみたら、なんと「本日の営業は終了」とのこと。ありゃあ、スープ切れか、ついてないなあ。そういえば以前にもそんなことがあったっけな。

今日は行ってみたら無事開店していた(不定休だから休業の可能性があった)。平日、11時開店の5分後に入店。先客3人、母と子供2人の家族連れ。
入り口の自動ドアはなぜか開放したまま。春めいているとはいえ、ちょっと涼しい。しかし、食べ始めるとこれでちょうどよくなるはず。

自動ドアで思い出すのは、おととしの夏、私が「坊主」に通い始めた頃のことだ。あの夏はとくに暑かった。しかしこの店は、ドアを完全オープン、当然エアコンはなし。店主のこだわりなのか、別の事情からなのか。とにかくこの状態で、激辛を食べるわけだ。サウナで熱いものを食べるのと同じ。もうめちゃくちゃの汗まみれになる。エアコン嫌いの私には、これがすっきりしてこの上なく気持ちいいのだ。すっかり病みつきになって、連日のように通い始めたというわけだ。

先月食べた「極辛麻婆らーめん」か、もしくはその兄弟分の「極辛麻婆つけめん」があればいいなと思っていたのだが、期間限定のためやっぱりだめ。店内の貼紙をあらためてよくよく見てみると、販売しているのは2月と8月だけという限定だった。8月まで待つしかないか。
というわけでいつものように「特製らーめん」(辛さ順位3位)にした。そして、いつものように「白めし」と「ビール」も。めしと麺の量は「ふつう」でお願いする。

順番待ちなしですぐに作り始めてもらったので、あっという間にカウンター上に「特製らーめん」登場。前回は別のものを頼んだので、お久しぶり。相変わらずいい「顔」をしている。
まずレンゲで10回くらいすくってスープを味わう。そして「白めし」を口へ運ぶ。今日はとくに表面の脂が美味しい。甘くて旨くてそれほどしつこくなくて、もちろん臭みもない。
家で作るときは(何度も書いているけど家で作る私のラーメンは、「坊主」インスパイアなのだ)、チューブで売っているラードを入れている。しかし、どうしてもこういう旨みはでない。まあ当然だけど。

そして具にいく。もやしのシャキシャキ感が程よい。豚バラも意外に多くてうれしい。
いよいよ次に麺だ。家で作っているラーメンは、最近は麺も自分で打っている。自分ではそれなりに満足しているが、しかし、久しぶりに食べるプロの麺はやっぱり美味しい。「坊主」の麺はどこの製麺所かは不明。中太のストレート麺で、コシがけっこうあって私の好みのタイプ。
店内に麺の量の表示があって、普通盛りが350グラム、大盛りが450グラムとなっている。ちなみに大盛りにしても普通盛りと値段は変わらない。ネット上のこの店のレヴューを見ていると、実際の麺の量は、この表示より少ないんじゃないかと書いている人が何人かいた。
じつは私も最初同じことを感じたのだが、自分で麺を打ってみて納得した。これは茹で上がった状態の重さなのだ。生緬は、茹でるとだいたい1.5倍くらいに重量が増える。だkら、普通盛りの350グラムは、生緬では約230グラムということになる。
麺1玉がだいたい150グラムとすると、普通盛りは1.5玉分なのだろう。大盛りは、生緬でちょうど2玉分ということになる。

さて今回は「極辛」を食べるつもりで勢いがついているので、ここでカウンターの壷の唐辛子をスプーン山盛り1杯分すくって丼に投入。これでかなりいい感じ(?)になった。
いつものように①麺、②具、③スープ、④めしをぐるぐる巡り、この回転数がだんだん上がってくる。その合間で、汗をぬぐい、鼻水をかみ、かなり忙しい。
だいたい20分くらいで完食。もちろんスープも「完飲」。至福の時間だった。また来ます

その後、覚悟を決めて花粉の中へ。腹ごなしに歩いて千波湖に向かう。湖畔を通り抜け、偕楽園に行って梅を観てきた。梅の花は七、八分咲きといったところか。人出はまあまあ。でもシーズンでこれでは、やっぱり少ないかも。

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