2014年1月9日木曜日

続々・炒めスパ日記 鍋汁あんかけスパゲッティの巻


■■ ○月○日 キムチあんかけスパゲッティを作る

昨夜はキムチ鍋を食べた。鍋の汁と具材がけっこう残った。
翌朝、残り汁の一部を小鍋にとり、そこにご飯と玉子を入れて雑炊を作って食べた。鍋の翌日の朝ごはんは、いつもこんな雑炊だ。
しかし、それでもまだ汁が残っている。
そこでこれにとろみをつけてあんにし、炒めスパゲッティにかけてみることにする。キムチあんかけスパゲッティというわけだ。

例によってためしにネットで、キムチ味のパスタのレシピを調べてみた。そうしたら、やっぱりいっぱい紹介されていて、またまたびっくりする。いろんなこと考える人がいるもんだなあ。

きのうのキムチ鍋の具材は、ニラ、バラ肉、白菜、しめじ等々。それぞれ汁の中にけっこう残っている。追加の必要は取りあえずなさそうだ。
鍋汁自体は、煮詰まってけっこう味が濃くなっている。スパゲッティにからめるあんは、少し味が濃いめの必要があるので、これでちょうどよいと思われる。
そこで、これを火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつける。簡単だ。とろみは、麺によくからむようにやや濃いめ。
スパゲッティは、いつものように茹でてから炒める。今回は炒め合わせる具材はなし。味は塩とコショウ少々。炒めた麺をお皿に盛り、その上にキムチあんをドローリとかけて出来上がり。いかにも旨そうなものができた。

では、いただきます。
あんも麺もアツアツだ。ふうふうしながら食べる。
美味しい。思っていた以上に美味しい。
鍋の汁は、エバラのキムチ鍋の素を使っている。鍋のときはあまり意識しなかったが、こうして食べてみると、辛いだけでなくかなり甘いことがわかる。この甘さが、あんの旨さにつながっている。
また作ってみようっと。


■■ ○月◎日 和風トマトあんかけスパゲッティを作る

昨夜はトマト鍋を食べた。ベースの汁は、前々日に作ったおでんの残り汁とカット・トマトの缶詰を合体させ、麺つゆなどで味をととのえたもの。とっても美味しくできた。
で、その鍋の汁がけっこう残った。
翌朝、その一部でトマトのリゾットを作って朝ごはんにした。
それでも、まだ汁が残っている。そこで、またこれにとろみをつけて炒めスパゲッティにかけて食べることにする。和風トマトあんかけスパゲッティというわけだ。

キムチのときと違って、今回は具材があまり残っていなかったので、ブロッコリー、魚肉ソーセージなどを新たに具材として加えてみた。
汁の量もやや少なめだ。そこで、水を足し、追加の味を麺つゆとケチャップでととのえた。我ながらいい思いつきと自画自賛。
火にかけて、水溶き片栗粉でとろみを強めにつける。これを、いつものように茹でて炒めたスパゲッティにかけて完成。

トマト味のあんといえば、本家は名古屋名物のあんかけスパゲッティだ。あちらは、あんの濃度がやや弱く、麺にかけたあんが、そのまま皿一面に広がって、トマトの海の中に麺の島があるような見た目になる。私のものは、あんの濃度が強いので、ミート・ソースのように麺の上にあんが留まっている。そのくらいのほうが、麺に良く絡んで具合がいいと思う。

では、いただきます。
美味しい。今回も大成功。
それにしてもトマトに、和風だしとしょう油味は意外によく合う。トマト鍋を発明した人はエラいと思う。


■■ ○月△日 寄せ鍋あんかけスパゲッティを作る

昨夜は、寄せ鍋を食べた。市販のしょう油味の寄せ鍋のつゆで汁を作り、あり合せの材料を入れた。鮭、大根、長ネギ、シメジ、ニラ、豆腐、油あげ、はんぺんなど。ちゃんこ鍋と呼んだ方がいいのかな。

で、汁が残った。具材はあまり入っていない。いつものようにこれで翌朝の雑炊は作らずに、取っておいた。今回は、最初から、これであんかけスパゲッティを作ろうと思ったのだ。

具材として、きのう使わなかったニラと、長ネギを追加した。長ネギは、刻んだものをかなり大量に入れた。
しょう油味の汁に、砂糖を加えようかとも思ったが、それだとただの甘辛あんになってしまう。それでは鍋の汁を使った意味がない。そこで、味はあえてそのまま何も加えないことにする。

鍋を火にかけて、水溶き片栗粉でとろみをつけ、茹でてから炒めたスパゲッティにかける。刻みネギの比率がかなり多いので、ネギあんかけという感じ。B級グルメ感満載だ。

いただきます。見た目より美味しい。ネギがいい。
しかし、それでも食べていると、だんだん飽きてくる。しょう油味のあんに、めりはりがないせいだ。やはり、甘辛にしたり、甘酢あんにしたり、あるいは油を多目に使うなどして、味にふくらみを出さないと物足りなくなってしまうのかもしれない。
もうちょっと検討が必要だな。


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