2013年10月21日月曜日

「つけ麺 坊主」訪問 最後の「特製らーめん」


「つけ麺 坊主」訪問は、今回で実食レポートを終了。次回のまとめ記事で最終回となります。御愛読ありがとうございました。詳しいことは文末に。

10月中旬のある日、久しぶりに水戸に出かけて「つけ麺 坊主」を訪問。
8月の「極辛」限定月間には、4回ほど通ったのだけれど、その後は9月の末に1回、そしてその次が今回。すっかり月イチのペースになってしまった。

前回の9月のときは、土曜日のせいか開店後10分くらいに入ったらもうほぼ満席状態。すごい人気ぶりにあらためてビックリ。そしてさらに驚いたのは、厨房の中に御主人も含めて3人もスタッフがいたこと。失礼ながらここの厨房はかなり狭い。そこに3人の方が立ち働いていると、かなり窮屈そうだ。
でも、こういう体制で対応しないとさばききれないくらいはやっているということなのだろうな。めでたいことだ。

このときは「特製らーめん」を食べるつもりだったのだが、券売機の調子がよくなかったのか、「特製らーめん」のボタンを押しても反応がない。ふつうならスタッフに声をかけるところだけど、忙しそうなので気がひけた。それでやむなく同じ値段の「特製つけめん」に。
ひとつだけ空いていた席になんとか座ってほっとしたけど、いつになくぎゅうぎゅうな感じ。多少長めに待って無事「特製つけめん」到着。
その間にも後客が次々にやって来て、お店の外に並んでいる。私のすぐあとに来たのは、なんと6人連れのグループ。そのグループを一緒に並んで座らせるために、食べてる最中に席を移動しなければならなくなったりで、何となく集中できない。どうせヒマなんだから、やっぱり平日に来るに限るなあ、と思った次第。
「特製つけめん」はもちろん美味しかった。

さてそういうわけで今回は平日に訪問。11時5分入店。先客はなし。本日のいちばん客だ。気持いい。そして、今日こそは「特製らーめん」のボタンをプッシュ。そして、「白めし」&「ビール」も。これで、私の定番黄金トリオ完成だ。
カウンターの一番奥に座る。厨房には、御主人とスタッフがひとり。スタッフの方に、麺とめしは普通盛りでと食券を渡す。厨房二人体制で固定化したようだ。商売発展でめでたい。

ビールを飲みながら店内を見回してみる。厨房の中の人が増えただけで、あとは何も変わっていない。落ち着くなあ。わくわくしながら待つ。例によって麺が3分で茹で上がり、あっという間に(何しろいちばん客なもんで)「特製らーめん」登場だ。まだビールを飲み終わっていない。

「特製らーめん」はすごく久しぶり。8月はずっと極辛麻婆ばかり食べていたので、3ヶ月ぶりの御対面だ。
しかし相変わらずの立派なお姿。どんぶりの中央にモヤシと豚バラの山が盛り上がっている。その上に散らされた白い刻みネギがいい感じだ。さっそくその山の周囲の赤い赤いスープをレンゲですくって口に運ぶ。熱い。今日は脂が多めでマイルド感強し。それに味噌の風味とコクが強いが、塩気はそれほどでもなくてグッドだ。辛さは私には今ひとつ。

スープをすくって飲む。何回も飲む。ひたすら味わい続ける。ときどき口直しにご飯を食べるのだが、これがまた旨い。こんなに美味しいご飯の食べ方って他にあるだろうか。
このあたりで、もう鼻水が出始める。以後ひんぱんにティッシュでかみ続けることになる。
思わず夢中になって飲んでいたら、スープがだいぶ減ってきた。そこで、ここから第2段階にはいる。具材の山を崩して平らにならし、さらにどんぶり中央にスープの池を作って、そこから底の方の麺をほぐしながら引き出すのだ。
どうやらスープを先に飲み過ぎてしまったようだ。汁気が少ないので、麺がさばきにくくなってしまった。それでも何とか麺を引っ張り出して食べる。熱い。熱さで口の中の辛さが暴れる。これがたまらない。もちもちした歯応えがいい。熱くて辛くてもちもち。心の中でひーひー言いながら今度は麺だけを食べる。モヤシと豚バラはよけて麺だけ味わうのだ。
途中でカウンター上に置いてある唐辛子をひとすくい投入。汁気が少ないので、ちょっともそもそした食感になってしまう。顔に少し汗が出はじめ時々ハンカチで拭う。

こうやって麺を半分くらいまで食べたところで、今度は第3段階。ここから具材と麺を一緒に食べるのだ。汁気が少ないので、野菜炒めを食べているような状態。でも口いっぱいにほおばったモヤシがしゃきしゃきで美味しい。
追加投入した唐辛子はしっかり役目を果たしている。ひーひーしながら食べ続ける。やがて具材と麺をほぼ食べ終えている。スープが残っている。これを飲みながら、残っていたご飯を食べる。もうだいぶ満腹。その最後の仕上げという感じ。そして、スープとご飯を完食。
美味しくて辛いものをたらふく食べて満腹になる。最高の幸せだ。後客は1人。のんびりとした店内で、余韻を味わいながら鼻をかみ、鼻水のおさまるのを待つ。そして、ごちそうさま。

外は秋晴れで、まだ残暑が続いているような陽気だ。今日は、水戸の台地の北側の崖下を散歩。保和苑の谷から台地の上に上がり、裏道を通って水戸駅に戻った。

さてこの「つけ麺 坊主」訪問記も今回で39回目を迎えた。一回食べに行くたびにそのつどリポートを書いてきた。二回の訪問分を一回にまとめて書いたこともあったので、今回でちょうど40回食べたことになる。昨年の4月から書き始めたから、期間は19ヶ月。平均すると月にだいたい2回というペースになる。あんまりたいしたことないな。
ともかくきりもいいので、このへんでそろそろ終わりにすることにした。訪問リポートは今回で最終回。そして、次回第40回目の「つけ麺 坊主訪問」で、これまでのまとめをして終了ということにする。
というわけで、今回のタイトルは「最後の特製らーめん」。でも、これまでと同様坊主さんには食べに行くつもり。御愛読ありがとう。ごちそうさま。


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